• IR透過(赤外線透過)とデザイン性の両立

     

    IR透過インキ(赤外線透過インキ)による機能とデザイン性を両立させる技術をご紹介致します。

     

    1.IR透過インキによる機能とデザイン性の両立

    1. IRや特定の可視光線を透過させる機能とは

    現在のスマートフォンのタッチパネルは、IR(赤外線)通信や環境に合わせた画面照度調整などの機能を実現するために、IR受信機や可視光センサーを内蔵しています。

    今まではセンサーが内蔵されているフィルター部は、IR透過フィルム(IRのみを透過させるフィルム)の貼り付けなどにより、他の外装部と違う仕上がりになっていました。

    しかし、フィルター部にIRや特定の可視光線を選択的に透過させる機能を持つインキを使用することで、例えば、フィルター部と周りの窓枠印刷部分との色相の境目を目立たなくして、センサー機能を維持することが可能となります。

     

    IR透過利用イメージ

     

     

     

    2.スマートフォンのタッチパネルにおけるIR透過機能とデザイン性の両立

    ガラス基材用インキGLS−HFインキシリーズとIR透過インキIRX−HFインキシリーズの組合せにより、タッチパネル上でIR透過機能と自由なデザインを実現します。

     

     

    スマートフォンのタッチパネルにおけるIR透過機能とデザイン性の両立

     

     

    2.IRX−HFインキシリーズの特徴

    1. IRX−HFインキシリーズの優れた機能

    1. 透過させる波長を選択的にコントロール
      IR(赤外線)や特定の可視光線の透過を調色により選択的にコントロールします。

    2. 高い透明度
      IRや可視光線を高い透過率で選択的に透過させます。

    3. 優れたレベリング性
      フィルター部の乱反射を防止し、センサーの誤動作を防ぎます。

    4. 優れた環境対応
      原材料にハロゲン(塩素Cl、臭素Br)化合物を意図的に使用しておりません。
      (Cl ≦900ppm、Br ≦900ppm、Cl+Br ≦1500ppm)

     

     

    2. IRX−HFインキシリーズの耐性値

    IRX−HFインキシリーズの耐性値は、以下の通りです。(なお、これらは弊社における試験結果であり、保証値ではございません。)

     

    試験項目 試験条件 試験結果
    接着性 JIS K 5600-5-6:ISO2409(クロスカット法) ,1mm幅で 6×6、セロハンテープ剥離 0(剥離無し)
    引っ掻き硬度 JIS K 5600-5-4(鉛筆法)、荷重 750gで塗膜が傷の付かない硬度 2H
    耐熱性 80℃、1000時間の環境下、塗膜の外観変化と剥離の有無 異常なし
    耐温水性 60℃温水、72時間浸漬、塗膜の外観変化と剥離の有無 異常なし
    耐湿性 60℃ 95%RH, 1000時間の環境下、塗膜の外観変化と剥離の有無 異常なし
    耐沸騰水性 沸騰水 24時間浸漬、塗膜の外観変化と剥離の有無 異常なし
    耐摩擦性 学振型摩擦試験機、カナキン 3号綿布、荷重 500g 1000回での摩擦による色落ちの有無 異常なし
    促進耐光性 フェードメータ?BP温度 63+/-3℃ 1000時間の環境下、 変褪色、剥離の有無 異常なし
    促進耐候性 サンシャインウエザオメータ BP温度 63+/-3℃,降雨 18分/120分 1000時間の環境下、 変褪色,剥離の有無 異常なし


    *乾燥条件:150℃、30 分 *使用原反:ガラス板 *使用版:T-350 メッシュ
    *使用インキ:IRX-HF ベースインキ Z-705 溶剤 5%稀釈 GLS ガラス用補強剤 0.5%

     

     

     

     

     

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